飲んだくれ兄さんの釣れない話 DX　

　

　先日の釣行後・・・

　そのタックルの後片付けの際・・・


　かつての相棒達に、目が留まりました・・・。


　



　当ブログをご覧の皆様、こんばんは煽狂ですm（＿）m




　その昔・・・

　無風・ベタ凪ぎで夜光虫だった日・・・

　ヤマセでダダ荒れだった日・・・


　どんな時でも・・・

　メバル釣りに出掛けた際は、その手に握り締めていたロッド達・・・



　今宵は、それらのお話です
　




　魚釣りとは、小４以来のお付き合いになります・・・。


　『今現在』もですが！


　当時、今よりもまだまだ純粋だった煽狂・・・

　幼いころは剣士でした・・・。



　大会で、『水戸』までは行った事があります・・・。




　ところが・・・


　どこでどう道を違えたか・・・

　
　どうせ振り回すなら、竹の刀より炭の竿！（爆）




　同級生や後輩達が、先を争ってカーボン製の竹刀を導入するのを尻目に・・・

　煽狂は独り、釣り竿にカーボンを導入したのです



　極端なハナシ・・・

　防具の上から人をシバくのは、竹刀でも金属バットでも同じに思えてきたのです（笑）



　釣り熱の上昇と共に、剣の道は自然と・・・・（苦笑）



　そして・・・

　そんなこんなで、現在に至っております。



　免許を取得し、行動範囲が広がりました。


　近所の川から、少し遠い海へ・・・

　また、県内から県外へ・・・。


　社会人２年生、海のルアーと出会います。


　ターゲットはクロソイ。


　今まではブラクリ仕掛けに『虫エサ・魚の切り身・イカゲソ』での探り釣りが・・・

　３交代制の工場勤務のおかげで、エサの要らないルアーへと・・・

　
　気が向けば、半夜勤明けの真夜中からの出撃も可能です！



　自然の流れでありました。



　当時、定期購読していたルアー誌に、メバルのワーミングが取り上げられており・・・

　調べてみたところ、陸奥湾にも生息しているとのこと・・・


　早速、手持ちの竿で一番軟らかい竿を持って出撃しました・・・。



　


　

　

　一番最初の相棒です

　当時はまだ、ロックフィッシュ専用の竿は皆無に等しく・・・

　あったとしても、メバルに使うには少々硬いモノばかり・・・

　もっぱら、渓流用やバス用の流用でした・・・。




　

　今見れば、ガイドはデカいし重いし・・・

　でもソレが、いい感じの軟らかさに一役買ってたのかもしれません


　同じヤツで『862 ＵＬＲＳ』という・・・


　どうしようも無い程、扱いにくいロッドも使用しておりました（苦笑）


　ジグヘッド単体ではどうもこうも成らず・・・

　本家の子供が、夜店で掬ってきた『スーパーボール』・・・


　それをクスね、ボールペンの芯をブッ刺し・・・


　今で言う『飛ばし玉』もどきを作成し、遠距離のボイル撃ちのみの登板でした・・・（笑）


　今考えれば・・・

　『良き思ひで』です・・・。



　それこそ、今から１０年も前は・・・

　６フィートの竿で届く範囲でも、良いサイズのメバルが獲れてたんですねぇ・・・。

　良い時代でした（年幾つ？ 爆）



　逆に・・・

　今ほどロッドに煩くならなくとも、それなりのサイズが獲れていたのかもしれません（苦笑）





　





　これまた、当時購読していた雑誌の最後のほうにあった『新製品紹介』的なコーナー・・・


　そこの片隅で発見しました・・・。


　自身初の『メバル専用ロッド』と、なります


　それまで、トラウトロッドの流用ばかりだった煽狂・・・


　専用設計・・・

　特に、ソリッドのティップの食い込みの良さに驚いたものでした。

　

　

　リールシート周りは、大半がプラスチック製・・・

　当然、ガイドは『ノン　Ｓｉｃ』・・・

　粉っぽいグリップは・・・

　何かしらの菌類が繁殖している模様です（汚爆）

　食べれるキノコを期待しております（猛爆）


　チープさは否めませんが、当時の定価で１諭吉以下・・・

　『専用竿がこの価格』・・・値段にも驚いたものです。


　
　基本設計が良いのか何なのか・・・

　今使用しても、『長さ以外』特に不満は無いロッドです




　今となっては発展改良され、バリエーションも増えておりますが・・・

　これが『初代』です。


　中期型は、STX-EGのような架倒式フックキーパーが付いておりました。

　あと、ジョイント部に口金処理がされていた・・・そう記憶しております　










　

　「いったい、何をどうしたいの？」的なコンセプトのロッドです（笑）


　『べなんべなん』の変態竿です（爆）


　ただ・・・

　メバルを掛けてから、これほど楽しめたロッドはかつてありません。


　『おマメ』に目覚めたのも、この竿が原因です・・・（焦）


　ティップセクションがソリッド、バットセクションはチューブラー・・・

　長さと調子も相まって、持ち重り感のある竿、クセのある竿でした。

　ただ、ティップ側に繋ぎ目が存在しませんので、破損の心配は無用でした。


　ガイドの口径とポジションを、今流行り風に改造すれば・・・

　まだまだ、第一線で活躍してくれそうです！
　（あえて、ノーマルで逝きますが・・・焦）　


　一番、長きに渡って使い倒したロッドでもあります





　




　黒ソイとの兼用で購入


　ただ・・・

　いくらウルトラライトとは言え、そこはバス竿・・・


　メバル竿としては、脅威の張りです（苦笑）


　当時の腕前では、弾きが多発し苦戦を強いられました・・・


　数年の時を経て、今使えば・・・



　バイトすら得ることが出来ない気が・・・（爆）

　晩年は、小漁港のヤリイカ竿として余生を過ごさせました・・・。





　




　

　ダイワから、初のメバル専用竿が発売・・・

　そう聞いた煽狂、その日のうちに某ショップに確認・・・

　後日、そのショップの展示会にて発注


　が・・・

　「東北地区への出荷は秋以降・・・」　

　なる、D社セールスの発言に憤慨


　そのセールスを亀甲縛りに締め上げた上、毛ばたき・ムチ・etcを使用して責め上げ・・・


　翌週、はるばる高知営業所から密送させた一品です！
　（もう、時効ですよね？ 笑）

　
　『月下美人』ブランド始動以前のモデルですので、現行品とは一部違うところがあります。


　その年の秋、店頭に並んだ『量産型』・・・


　お月様のマークが悔しかったです・・・


　グリップはかなり短く・・・

　『手アルツ』な方・・・
　また、そうで無い方も・・・


　厳寒期は、マジメに竿ごとキャストしそうになります





　ＳＴ-ＲＦは、まだ『対　おマメ』用として使用しておりますが・・・



　以外のロッド・・・


　幸か不幸か・・・


　中古として放出もされず、登板の機会にも恵まれず・・・

　それでも、まだ手元に残っております



　皆様のお手元にも、そんなロッドはございませんか？



　そんな退役軍人を引っ張り出し・・・


　当時のタックルで、再びターゲットに挑む・・・


　たまには、そんな釣りも良いのかなぁ・・・

　
　などと考えておりました（苦笑）





　そんな煽狂・・・

　現在、1050CCほど注入完了・・・（ア〇中　爆）